四国八十八ヶ所から御砂を集めたミニ霊場。
一日で四国八十八ヶ所がお参りできます。
現在の多くの八十八ヶ所のお砂踏みは、八十八の本尊様でなり立っていますが、時には別格霊場ほか番外札所や奥の院の本尊様もお祀りされているところもあります。
しかし、箸蔵寺のミニ八十八ヶ所にはそれだけではない、他にあまり見られない大きな特徴があります。
それは、衛門三郎が出会ったお大師様の像がお祀りされていることです。
はっきりと
「衛門三郎」と、「逆囬逢所」
の文字が彫られています。
四国遍路の発祥といわれる衛門三郎（えもんさぶろう）の伝説では、衛門三郎はお大師様を追いかけてお四国を順（時計回り）に２０回廻り、それでもお会いできなくて、２１回目は逆（反時計回り）に廻ったところ、阿波の国、四国１２番、焼山寺の近くの杖杉庵というところでついにお大師様と巡り会えたと言われています。
衛門三郎がお大師様にお会いできた年が閏（うるう）年だと言われていることにより、閏年に逆打ち（お四国を逆に回ること）をすると、何倍も功徳がもらえると言われるようになりました。
また、箸蔵寺のミニ八十八ヶ所を参拝された方にはミニ八十八ヶ所結願の証（葉書サイズ）を御守り所（納経所）にて授与しております。
（授与料２００円）
こちらも参拝の記念にどうぞ。
