箸蔵寺のご本殿には、秘仏金毘羅大権現様の脇侍として深沙大将(じんじゃたいしょう)さまがお祀りされています。


深沙大将は西遊記の三蔵法師(玄奘)がインド(天竺)に経典を取りに行く際、砂漠で守護をしたと言い伝えられているように、仏教の守護神として信仰されています。
また、玄奘が天竺から持ち帰った経典を訳してまとめたものが大般若経であることから、大般若経の守護神とも位置づけられています。
箸蔵寺では春と秋の大祭で、大般若転読法会をご本殿にて執り行うので、そのような理由からも当山にお祀りされたのではないかと思われます。
信仰としては、仏法の守り神、病気を癒やす、魔事を遠ざける、旅の守り神、水の守り神などの御利益が伝わっています。
薬師十二神将である当山御本尊の金毘羅大権現さまの御利益とかなり被っているので、ご本殿に脇侍としてお迎えされたことがしっくりときます。
このたび、深沙大将さまの御朱印の授与を開始することといたしました。



蛇を持っているお姿が多いため、巳年の令和7年に授与を開始することにご縁を感じます。
赤、黒それぞれ1,500円、ゴールデンウィークの4月26日より、納経所並びにWeb御守り所にて授与開始いたします。
Web守り処では本日より受付を開始し、ご入金が確認されましたら26日以降の最短の集配日に発送させて頂きます。