毎朝、護摩殿での護摩祈祷の後にも持仏堂やいくつかの場所でお勤めを行っています。
その中に、仏前勤行次第を用いて拝む場所もあるのですが、その際、毎日同じではなく変化を付けて、その日が縁日の仏さまの御真言を多めに唱えるようにしています。
十三佛の仏さまのご縁日は以下の通りです。(諸説あり)
不動明王(初七日) 28日
釈迦如来(二七日) 8日
文殊菩薩(三七日) 25日
普賢菩薩(四七日) 14日
地蔵菩薩(五七日) 24日
弥勒菩薩(六七日) 5日
薬師如来(七七日) 8日
観音菩薩(百か日) 18日
勢至菩薩(一周忌) 23日
阿弥陀如来(三回忌) 15日
阿閦如来(七回忌) 4日
大日如来(十三回忌) 28日
虚空蔵菩薩(三十三回忌)13日
日付で並び替えた方が分かりやすいでしょうか。
4日 阿閦如来
5日 弥勒菩薩
8日 釈迦如来・薬師如来
13日 虚空蔵菩薩
14日 普賢菩薩
15日 阿弥陀如来
18日 観音菩薩
23日 勢至菩薩
24日 地蔵菩薩
25日 文殊菩薩
28日 不動明王・大日如来
例えば、通常は各真言を3遍つづお唱えしますが、
4日には阿閦如来の御真言だけ7遍に増やし、
8日には釈迦如来と薬師如来の御真言を7遍に増やす
といった形でお唱えしています。
(十三佛ではありませんが、21日はお大師様多めで^_^)
会社勤めのように決まった休日がなく、毎日同じルーティーンを繰り返していると今日が何日で何曜日かが分からなくなってしまいがちですが、こういう習慣を付けると今日が何日であるという意識は持つことができます(笑)