皆さんは、上と下の2枚の画像を比べて、どちらが綺麗に配置されているように見えるでしょうか?
(よく見えるように香華などは行っていません)
恐らく、上と答える方が多いと思います。
ちなみに、
上の方はセンター(舎利器、五古鈴、火舎)だけ揃えて、左右の配置(六器、灯明等)はズレており、
下の方は左右の配置は均等にして、センターの3つがズレている
というものでした。
正しい場所に置かれていないものの数は上の方が多いのですが、
中心となるものの影響は大きいです。
師僧に教えられたことは「道場の荘厳は、中心線を揃えると美しく見える」ということです。
壇上にとどまらず、外陣から始まって、お堂の柱や本尊様まで一直線になると心配りが行き届いていることが伝わります。
これは文字についても同様ですね。
「文字の中心さえズレなければ多少形が悪くても綺麗に見える」に共通するものがあります。
また、体幹がしっかりすると姿勢がよくなります。
何にせよ、芯が通るということは大切なことですね。
普段、気を抜いてしまいがちですが、思い出したようにセルフチェックしてみます。