20代の頃どこかのお寺(奈良の長谷寺さん?)にお参りしたとき、観音様の前にあった香炉に盛られたお香が特徴的だったことを、ふと思い出しました。
仏具に関する書物を調べてみると、確か、これと同じだったか、そうでなくてもこれに似ている形だったと思います。
当時、とても興味深く、色々な可能性を感じたのを思い出したのですが、ふと、「今なら3Dプリンタを使えば色々な物を自由に生み出せるのでは」ということに気づき、早速チャレンジしてみました。
梵字のデザインも魅力的ですが、まだやる気があるうちにどうせならもっと複雑なものをと思い、第一弾はお大師様をデザインしてみました。
安定して燃えるように、線の太さとドミノのような繋がりを意識してデザインしました。
裏から光を当てると思いのほか良い感じだったので、iPadの待受画面の上に置いてみました。
せっかくのデザイン、何か別の形の授与品でも使いたいくらいです。
まずは今回の本題、香盛りをしてお香を焚いてみました。
一部、本来のルート通りにはならず、ショートカットして燃えている部分はありますが、最初にしてはまずまず成功かと思います。
時間があれば、色々な物を作ってみたいです。