雑感20200502ー夏安居

ゴールデンウィークが終わると梅雨が近づいてきます。

梅雨の時期には、高野山をはじめ、様々な宗派や寺院で安居会(あんごえ)という名前の研修や講習会が開かれます。

安居とは元々「雨期」を表す言葉で、この時期に僧侶が屋内に集まって修行をするのは、雨期は虫などの色々な生き物が活発に活動をする時期なので、外で活動することにより気づかないうちに殺生をしないようにという理由からで、この様な考え方はお釈迦様の時代に始まったと言われています。

夏の雨期ということで、「夏安居(げあんご)」、「雨安居(うあんご)」などとも呼ばれます。

「他の命を大切にするために、おうちにいよう」の始まりのようですね。

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