令和2年2月29日、四国三十六不動霊場第31番、御盥山不動坊(海岸寺)さんにて不動の火祭りが執行されました。
本年は、コロナウィルスの感染拡大防止のため、寺院関係、行者、実行委員会所属の先達のみでの開催となりました。
当日は小雨の降る相当寒い日で参拝者のいない中ではありますが、出仕した僧侶先達は、御参拝を取り止めて頂いた方の想いも込めて供養させて頂きました。
道場に向かう進列の最中、先導の行者さんの掛け声は「さーんげさんげ(懺悔懺悔)、ろっこんしょうじょう(六根清浄)」だけでなく、「コロナ退散、六根清浄」など、想いのこもった掛け声もあり、それに併せた皆さんの大きな声が後に続いていました。
法要の様子です。
松明(たいまつ)の交差している画像は担当寺院の願文奏上。
お申し込み頂いた護摩木は全て御祈念させて頂きました。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
火祭りのフル動画も公開されています。
また、SNSにはアップしておりますが、当山でも開山以来、毎日朝夕執行している護摩祈祷の祈願の中に疫病終息の祈願を重ねて行っております。
ウィルス問題に一日も早く見通しが立ち収束に向かうよう、そして世界に明るさや安らぎが戻りますよう、心より御祈念させて頂きます。