以前、別格霊場の授与品の、ツゲの腕輪念珠をアレンジする方法をご紹介しました。(リンク参照)
本来の仕立て方
今回は新たに、ツゲ珠を用いた108の本連念珠を仏具屋さんに依頼して作成してもらいました。
別格のツゲ念珠と、親玉セットに付属するお大師様の梵字珠を合わせて21珠用います。
残りの87珠は同じ大きさの彫り無しのツゲ珠を準備していただきました。
母珠には、別格の紫檀念珠の親様を加工して使用しました。
弟子珠は今回は紫檀に。
なかなか良いコーディネイトかと。
当流の作法では、念珠は、(腕に)掛けて一匝(一重)持って二匝(二重)、置いて三匝(三重)なのですが、全体がわかりやすいように二匝にして下に置いてみます。
従来の片手念珠の仕立てよりは、若干費用はかかると思いますが、このような選択肢があることもご紹介させていただきます。
希望者が多ければ、「百八念珠お仕立てキット」みたいなものを企画して下さる業者様が出てくるかもしれませんね。