労働基準監督署

呼び出しを受けて、労働状況の報告に行ってきました。

私のいるお寺には役僧さん(お寺に勤務している僧侶)や事務担当、ほかにも数名の職員が勤務していますので、適正な労働条件のもとに働いているかをチェックされます。お寺といえども就労規則もあります。勤務時間、時間外労働、休日出勤等もあります。

せっかくですから、教えて頂いた豆知識を1つご紹介します。

それでは、問題形式で。

朝(夕)の「お勤め(おつとめ)」は、労働時間に含まれるのでしょうか?

答は、そのお勤めがどのような目的で行われているかによって異なります。

そのお勤めが、僧侶自身が個人的に本尊様にご挨拶したり、お願いをしたりするものならば、労働時間とは見なされません。

しかし、それが宗教法人の収益に関わるものであれば、お勤めも労働時間になります。つまり、そのお勤めの中に、ご祈念料や回向料を頂いた「ご祈祷」や「先祖供養」の意味合いが含まれているならば、労働と見なされるそうです。

法律って細かいですね~。