家族の形と宗教
数年前になりますが、、当時、日文研(国際日本文化研究センター)の所長をなさっていた河合隼雄先生(現文化庁長官)の講演を拝聴する機会がありました。 その講演で、日本における仏教、欧米におけるキリスト教の関わり方が、それぞれの国の家族のスタイルと密接に関わっているという、大変興味深く、また分かりやすいお 続きを読む 家族の形と宗教
あるオボウサンのweblog
数年前になりますが、、当時、日文研(国際日本文化研究センター)の所長をなさっていた河合隼雄先生(現文化庁長官)の講演を拝聴する機会がありました。 その講演で、日本における仏教、欧米におけるキリスト教の関わり方が、それぞれの国の家族のスタイルと密接に関わっているという、大変興味深く、また分かりやすいお 続きを読む 家族の形と宗教
私がいるお寺も今春の町村合併で郡から市になりました。 もう2ヶ月が過ぎようとしているのに、なかなか長年の呼称が抜けなくて、書類等では未だに「○○郡」と書いてしまうことが多いです。 お寺の世界では、住所の表記が変わっても、それほどの影響はないと思っていましたが、それなりに細かい変更や申請はあるものです 続きを読む 町村合併その後
前回の続きです。 以前、先輩のオボウサンから教えてもらった「やらない方がよい2種類のご祈祷」のうちの1つ目です。 それは誰かを攻撃するためのご祈祷です。 日本密教1200年の歴史の中、いろいろなことが求められた時代もあったかもしれませんが、現在は行うべきではないと思います。 ところが、とらえ方によっ 続きを読む お願いごと(その2)
うちのお寺はいわゆる「信者寺(しんじゃでら)」と呼ばれるタイプのお寺です。お願いごとを持った方々が本尊様にお参りにくるお寺です。 お正月になると、多くの方がお参りに来られます。 新しい年の始まり、良い年を願ってお参りに来られる方、今年こそはと決意を胸にお参りに来られる方を見ると、こちらも元気をもらえ 続きを読む お願いごと(その1)
私の所属している宗派の青年会で行っている活動の一つに、歳末助け合い募金活動があります。 12/23日、クリスマスイブのそのまたイブ、歳末商戦の賑やかな街にオボウサンのスタイルで約20人の僧侶が並び、いわゆる「托鉢」という形で募金活動を行いました。 駅に向かう橋の上、かなりの人通りがあります。 クリス 続きを読む 歳末たすけあい
最近、檀家さんから仏壇でのお経のあげ方を教えて欲しいという声が多いので、在家勤行次第を録音してみることにしました。 うちのお寺で働いているオボウサンは、役僧さん、他のお寺の副住職さんを合わせると、現在4人です。 少ない人数でお経をあげると、息継ぎが重なってお経が止まってしまうことがあるので、ある程度 続きを読む レコーディング
先師忌のオボウサン用の引き物、いろいろ考えていたのですが、アイデアが期限までに形にならず、最もオーソドックスな帽子になってしまいました。 帽子といっても絹のマフラーのようなもの。 真言宗のオボウサンは冬の間は衣の上にこれをつけます。 冬の寒い日、嵯峨天皇が片方の袖を裂いてお大師様の首に掛けてあげたの 続きを読む 結局は帽子・・・。
12月に行う先師忌(=以前の住職の年忌法要)の案内を発送しました。 まだ記念品は決まっていませんが、案内があまり遅くなると他のお寺さんにご迷惑をおかけしてしまいます。 ・・・実はもう遅いくらいです。 予定日が春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなら、どこのお寺も法事が入っているので一年前でも間に合わな 続きを読む 先師忌案内状
○○年間オボウサンをやっていれば、他の職業とは違う不便なこともあります。また、困った出来事に遭遇することもあります。 まず最初は、アンケートシリーズでもご紹介したように、病院に行く場合です。 法事の帰りに、そのままの格好でお見舞いに行くと、「縁起でもないものを見てしまった。」という目で見られてしまう 続きを読む オボウサンになって困ったこと
私の所属している真言宗の青年会で、平成9年に、全国の真言宗の檀家さんを対象に調査したアンケートのご紹介「第2弾」です。 今回のテーマは Q.どの様な時に最も神仏に頼ろうと思いますか? です。