よくある質問とご回答

箸蔵寺によく頂くご質問とその回答をまとめてみました。
ご参考になると幸いです。

Q.1 ご本殿の中を参拝したいのですが、可能でしょうか?

ご本尊とご縁を結ばれた金毘羅講の「講員」の方と、そのお連れ様のみ本殿の内陣に入って頂くことができます。
当山では、ご本尊、金毘羅大権現様の御威徳に対し、秘仏として畏敬の念を払っております。
歴代住職でさえ、ご開帳することのない本尊様ですから、一般の方は、権現様に対する深い信仰を持ち、講社に入られた方以外ご本殿入堂をご遠慮頂いています。
講員とは、金毘羅講という講社に入講し、権現様のお軸を所持し、権現様の拝み方を覚えられた方のことです。
講社について詳しくお知りになりたい方は、「講参り」をご覧下さい。

Q.2 ご本殿、御影堂等で、ロウソク、線香を立てるところがないのはどうしてですか?

まず、箸蔵寺のご本殿については、神仏習合のご本尊様である権現様をお祀りしている関係から、古来よりお線香は使わない慣例となっております。ご本殿に担当者がいる場合は、担当者にロウソクを預けて下されば、堂内のロウソク立てに立てて点火いたします。

また、それ以外の、担当の者が常駐していないお堂については、箸蔵山全域が県立自然公園に指定されていまる関係上、火気を使わないようお願いしています。
お線香、おロウソクを
お持ちの方は、ご希望があれば、寺内の者に預けて頂ければ、後で箸蔵寺の持仏堂のお大師様の方に献じさせて頂きます。

Q.3 別格霊場、不動霊場の納経時間が朝7時からなのに、ロープウェイは8時から(冬時間は9時から)なのはどうしてですか?

ロープウェイは箸蔵寺が経営しているわけではなく、八栗寺さん、雲辺寺さん、太龍寺さんにもケーブル、ロープウェイを架けている、箸蔵山ロープウェイ株式会社という、四国ケーブル株式会社さんの関連会社が運行を行っています。
ご不便をお掛けしていることは重々承知しておりますが、参拝の困難な山寺が本来の姿で、
箸蔵山ロープウェイさんがロープウェイを架けてくれたおかげで、運行時間だけは参拝が楽になっているとご理解頂けると幸いです。
箸蔵寺の納経時間は、霊場会の規定通り午前7時からとなっておりますので、運行時間以外でもご来山頂ければ対応いたします。