徳島県西部の美馬三好の三十三ヶ寺で構成されている阿波西国三十三ヶ所霊場の霊場祭りが美馬市穴吹町の油屋美馬館で開催されました。
お砂踏み道場の設置も今年で三回目です。
後半の札所本尊様には吉野川をバックに手を合わせます。
普段の巡拝者は少ない霊場ですが、年に一度の霊場祭りには多くの方が参拝されます。
法要は、大般若と御詠歌を組み合わせた法要です。
法要の後は記念講演、本年は御室派の本山布教師、
神遊山遍照院の大原英揮師をお迎えして御講話を頂きました。
演題は「大切なもの」。なんとバイオリンを用いた法話です。
国立音大を卒業し、一時はプロを目指しておられたその腕前は本当に見事。
お話の方も、実体験に基づいた、聞いている方々を引きつける内容で、
御室派に登録されている本山布教師の中でも「指名上位」(^_^)というのがよく分かります。
11月とは思えない暖かい気候の中、今年も無事に霊場祭りを終えることができました。