11月6日、四国三十六不動霊場の先達研修会が行われ、箸蔵寺も出仕致しました。
第一部の新任先達研修の様子です。
23番極楽寺副住職様の先達の心得についての講習
念珠の持ち方から錫杖の振り方まで丁寧にご教授されていました。
午後は、先達の慰霊法要の後、先達辞令授与式です。
本年は昨年の倍近くの81名の新任先達さんが誕生し、また、昇補の先達様の辞令、三十六回満願の先達様への感謝状が授与されました。
先達僧階に引き続き、最明寺ご住職、下泉全暁僧正による「六波羅蜜の教え」の講演。
不動霊場はこの度「六波羅蜜の修行道場」としての新たな展開をスタートしますので、六波羅蜜とは何かを丁寧に伝えて下さいました。
また、それに伴い、六波羅蜜に関する授与品や三十周年の記念品が新たに作られました。
そして、個人的には一番の目玉が、カラー納経用紙です。
六波羅蜜に合わせ、三十六寺院を六ヶ寺ずつ六色に分けるという新しい発想の納経用紙(300円)で、これを各寺院で一枚ずつ来年一年限定で集めていきます。
専用の表紙(2,000円)もお披露目です。
もしかしたら、これから先、このような、地域別に色分けされたカラフルな納経用紙や納経帳が、この不動霊場を参考にして、他の霊場でも流行っていくのではないか…そんな気がしてなりません。
当山の六波羅蜜に関する寺報の一覧もご覧頂けると幸いです。
会場では、来年の火祭りと記念事業の紹介も行われました。
1/25 4番 箸蔵寺にて
三十周年記念 開白法要およびお砂踏み
3/17 36番 聖代寺にて
不動の火祭り
5月には仁和寺にてお砂踏み出開帳など、様々な事業が計画されています。
来年も不動霊場へのご参拝お待ち申し上げます。