3月1日より別格霊場で新しい念珠の授与が始まりました。
箸蔵寺でも新しい念珠を画像でご紹介します。
天然木紫檀念珠 (授与価格:500円)
男女兼用となっています。
房を付けた完成品見本です。
房の色で男性用らしくも女性用らしくもなりそうです。
念珠の片面には寺院名が金文字で彫られています。
もう片面には本尊様の種字(刷毛書き)が彫られています。
親玉にはお大師様の種字が彫られています。
ところで、本連(108珠)の数珠には裏と表があることはご存じでしょうか?
見分け方は○の部分です。
↓
親玉(母珠の方)の下の「叶結び(かのうむすび)」の部分で表か裏か分かります。
「口」の形になっている方(左)が表
「十」の形になっている方(右)が裏
数珠では小さくてよく分からないので、
袈裟(納衣)に下がっている修多羅という紐の
叶結びもご覧下さい。
ちなみに叶結びの語源は、
表と裏の「口」と「十」を合わせたら「叶」という字になる
ということのようです。
なにかの豆知識になれば幸いです。
とはいっても、普段念珠を使う時にはあまり意識して使っていないというのが現状ですが・・・。